秘境駅を眺めに!濃密6日乗りつぶし日誌(後編)

4日目
3時間睡眠が続くとそろそろ頭がもうろうとしてきます。複乗区間は寝てるんですが、細切れ睡眠なんで・・・。今日の朝イチは男鹿線からです。この線区は奥羽本線と分岐する追分、終点男鹿の両方に高校があり両方向への通学利用があるようです。八郎潟干拓の南を抜け男鹿に向かいます。日本海からの潮風の影響か、海岸には防風林の立ち枯れもみられます。こういった風景を見ると北にきたなぁと実感できます。これで日本海が見えれば最高なんですが、この路線は全くそれが見えないのが欠点です。
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終点男鹿は平成14年まで貨物線が存在しましたが、現在広い構内は一部は車庫との入れ替えに使われているのみです。その名残で男鹿線各駅は異常にホームの長い駅があり、キハ40単行が発着する姿はひどくアンバランスに見えます。(こういう光景は岩徳線にもありますね) 朝飯は男鹿駅の売店でパンを購入。
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追分駅まで戻りリゾートしらかみを待ちます。そのまま秋田まで折り返しても、間に合うのですが、毎回ケツかっちんな行程だと、なるべく時間を作って知らない場所で降りてみたいものですから。
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微妙なラクガキもどうかと思いますが、それ以前に、この看板自体も微妙だと思うのですが・・・花が随所に飾られ雰囲気の良い駅です(追分駅)
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このタイプのは南の方ではほとんどみなくなりましたね
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車内写真は別ページで
リゾートしらかみ1号は青池編成です。4両編成の1,4号車は普通座席、2,3号車がセミコンパートメントとなっています。セミコンパートメントは座面が引き延ばせ、フルフラットにできます。(北斗星ロイヤルと同じ要領)座席も広くてよいのですが、リクライニングはできません。また、ほぼ相席になるのは確実ですので、そのあたりはお好みで・・・。ちなみにボックス席1,8番は通路の関係から若干狭いので避けた方がよいです。
しかしやっぱり、おすすめ座席は1号車1列目でしょう。前方展望は運転席的後ろにフリースペースがあるため、特筆すべきものはないのですが、鰺ケ沢、五所川原間で行われる津軽三味線演奏では特等席になります。
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八郎潟干拓付近を走行していると、「日本一のじゅんさい角助沼」とあります。「じゅんさい」=京都と思っていた私が浅はかでした。
追分を出ると八郎潟干拓地を左手に見ながら進み、東能代駅で方向転換、五能線に入ります。東能代で昼食用の弁当を調達。比内地鶏を使った「鶏めし」は大館駅の花善が製造元ですが、今年(H17)より東能代でも買えるようになりました(850円)。車内でもオリジナル弁当はありますが、今回はあまり名物に手を出す時間がないので跨線橋を走り売店に突撃します。

能代はバスケットボールの町だそうで停車時間中にフリースローをやります。(入れば商品あり)。こっちに人が集まってしまって同時にやっている木工パズルには全く忘れ去られていたのはナイショ。
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あきた白神を過ぎると進行左手に日本海が見えてきます。断崖の上を走るため、かなり景色は良いですね。同じ海の風景でも変化に富んでおり、ビュースポットでは適宜減速され、見応えありです。

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一二湖で団体が降りていき、一号車はガラガラに・・・。撮影しやすくなりました。
無人駅が多いのですが、基本的に観光地の停車駅は観光案内役の職員(観光駅長)が列車の到着時に出迎えを行います。(JR職員なのかなぁ?)写真撮影のターゲットとなったりなかなか忙しそうです。
ウェスパ椿山を出たあたりで(ものすごく早いのですが)昼食にします。となりの方は車内販売の「しらかみ弁当」にしたようです。「鶏めし」はちょっと甘めの味付けですが、意外に柔らかい鶏肉と、出汁のきいたご飯。もう少し欲しくなる弁当でした。
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鰺ケ沢からは津軽三味線の生演奏が楽しめます。なぜか1号車1C席が空いていたので寸借・・・。といってもほとんど全員がそうでしたが・・・。(ほら、前の方で立ち見も迷惑ですし・・・。)マイクを通さない生演奏がすぐ目の前で聞けるのは貴重ですね。揺れる車内で演奏される方も大変でしょう。ちょうど風景が単調になった頃にイベントを組んでいるあたり、なかなか秋田支社、ツボを得てます。
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基本的に「リゾートしらかみ」は2往復される列車を使った途中下車型観光、又は宿泊型観光に特化しているため、乗り通しをすると少しもったいない気がします。しかし車窓だけでも十分価値がありますし、形だけの観光列車が多い中、毎日これだけのイベントを行う列車も多くないと思います。五能線直通列車はこれ以外ありませし、是非使ってみられることをおすすめします。やはり18きっぷ+指定席券で乗れるのは大きいです。2006年春には「リゾートしらかみ」に「くまげら編成」が登場しさらに充実する予定です。
弘前から大館までの臨時(不定期)に乗り換えます。この列車がなかったら、この行程組まなかったんですけどね・・・。ちゃんと花輪線に誘導しているあたり・・・。
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花輪線はキハ52+58(2両)の3両編成のオールクロスシート仕様(最近珍しいぞ)。内装は変えられていますが、それでも急行の風情が残されています。意外にも平地が多く、キハ52はうなりを上げて爆走します。が・・・便数少ないのに待ち合わせが多い・・・というか、待ち合わせ時間が長いです。行き違い設備がある駅が少ない上、駅間距離も長いからでしょうが、所要時間が1時間くらい余計にかかってるんじゃないかと思えてきます。
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八甲田山を望みながら進みます。
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十和田南でスイッチバック。何でこんなところで・・・と思っていたら元々この線は三戸へ通じる予定だったのが、秋田鉄道を買収したことにより十和田南で接続したため、このような変形になってしまったようです。
盛岡寄りは風景も少し変わり、湯瀬温泉付近から山間に入り安比高原で峠越えになり、好摩に向かいます。このあたりから川の流れも逆になります。このあたりは避暑地の風情で悪くないですね。少し寂しいですけど・・・。
どうでもいいが「大更(おおぶけ)」が放送だとおおぼけに聞こえてしょうがない・・・。
旧東北本線区間にはいると、キハ52の本領発揮、ほぼ最高速度の運転で盛岡へ。やっぱIGR区間高いなー。元々は400円区間(今は630円)だし、18きっぷならいらなかったはずなのに・・・。(どうでもいいけどIGRというと昆虫成長制御剤しか思いつかないぞ・・・)
盛岡はIGRとJRの連絡改札がないため乗り換えが不便です。新幹線使わせるためのイジメか?わざわざ構造を変えたようです。ラッチ外に出てJR盛岡へ。山田線盛岡行きを横目に、北上へ東北本線で下ります。釜石線接続は花巻ですが、ここも微妙に未乗を残してしまっていたので、いったん北上まで下り、潰しておきます。北上では10分接続で折り返します。こういうときは俺いったい何やってるんだろうと思える瞬間です・・・。
しかし最近車両マーキングは派手になったよな。
なんか今日も夕食が怪しくなりそうなので花巻で蕎麦とパンで腹を満たします。やはり東北(東日本)の蕎麦は九州人には向かないかな。一応昨日調べておいた宮古の観光協会で宿でも聞こうと思ったのですが、時間外なのか誰も出ず・・・。仕方ないので出たとこ勝負で行きましょう。大手サイトでは県庁所在地以外の宿は探しにくいのでこういったときはローカルな手段をとるしかありません。いざとなればサウナもあったはず・・・交番で聞くという手もありますし。
釜石線に乗る頃には暗くなってしまいました。この列車、乗車率が高くキハ110では持て余している感があります。この線区のキハ110は回転リクライニングシート装備となかなか豪華です。小山田駅でロング部に何とかはまりこむ・・・。残念ながら何も見えませんが、ここもやはり昼間乗りたい路線です。遠野を過ぎたあたりから野生動物遭遇率UP、急減速したかと思うと線路に鹿。よくよくあたりを見るといるわいるわ動物の群れ。やっぱり遠野近辺は何かいそうです・・・。
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釜石は新日鐵釜石の目の前です。駅前に威圧するかのごとく横たわっております。
三陸鉄道釜石駅でいやなのに遭遇してしまう(鬱。すでに窓口も閉まっている上、職員が「そのきっぷは無い」といっているにもかかわらず、「あるんでしょ?何で売ってくれないんですか?」としつこく迫る奴。まさかこの後こいつと一緒かよ。・・・何でこんな予感だけは当たるんでしょねぇ、この後・・・。
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キリキリ働けってか!?
宮古到着、とりあえずは宿探しです。駅の地図で近いところに目星をつけ探索開始。一番近いのは駅のすぐ隣ですが、すでに満室。雨も降り出し、駅からも閉め出され、おまけに駅周辺には人の気配も薄れ、さらに携帯は2台とも電池切れというおまけ付き。公衆からの電話攻撃で、若干離れたところでラスト一室を押さえられました。トップシーズンは外れているはずですが意外に需要があるんですね。今日は完全に寝るだけ。明日も早いです・・・。

5日目
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始発の岩手和井内行きで出るか、その後の岩泉行きに乗るか迷いましたが、岩手和井内行きに乗車。ここまでくるとさすがに頭の中が泥のようになり始めています・・・。しかしその寝ぼけた頭をさまさせるほどの眺めが待っていました。
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岩泉線のキハ52は手動ドアの国鉄色。乗客は自分と後一人でしたが、茂市で下車していきました。いよいよ岩泉線です。茂市を過ぎるとすぐに上りとなり、高度を上げていきます。といっても岩手和井内までは3駅ですので浸るまもなく到着です。運転士からは折り返し乗車と思われたようで、発車時刻を告げられましたが、次便を待つことを告げ下車します。この便は朝一の通学用の送り込み運用のようで、この駅からも3,4人が乗車していきました。次便まで45分ほどありますので駅前の探索をします。岩泉線が廃止を免れている理由は代替道路未整備ですが、駅前もこの状況です。和井内行きが中型バスで運行されていますが、さすがにこの状況では離合も精一杯のようです。駅は新築されたようであり、周辺も改修工事が行われています。
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乗り遅れない程度まで散策して、あわよくば朝飯の調達ができないかと探索しましたが、駅前の酒屋はさすがに閉まったままでした。
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岩手和井内の時刻表 上り5便のように見えますが、一番下は表示例です。これより先の駅は上下3便になります。
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列車がやってきました。やはりここからの乗車は自分だけです。手動の扉を開けて中にはいると・・・。いやな予感というのは的中するモノで、昨日の奴がその便に乗っていました・・・鬱だ
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深い谷の中を進むキハ52。早朝の風景もいいものです。岩手和井内を出ると押角峠を越えます。その前に押角駅があります。元はスイッチバック駅でしたがその設備はすでに撤去されています。スイッチバック駅は列車の越えられない山の中にあるわけですから、この駅もご多分に漏れず周辺に民家がほとんど見あたりません。秘境駅としてよくあげられる駅ですが、確かに誰が使うんだってくらい何もないですよ。
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右;浅内の給水塔。元はこの駅が終着駅でした。
終点の岩泉は委託駅となっており、軟式金額券が発売されています。残っている駅も珍しいので記念にどうぞ。終着駅らしい規模の駅ですが、実際がらんとした待合室はかなり寂しいものでした
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折り返しの便にはそこそこの乗車もありました。といっても10人程度ですが・・・。ほとんど宮古までの乗車のようです。
茂市で下車、盛岡行きを待ちます。宮古でも接続可能ですが、せっかくですのでお約束の駅前探索を・・・。いかにもな駅前商店で朝食用にパンを購入。なんかほぼ毎日パン食ってる気がするぞ。駅前の道路を右に行くと郵便局もありますのでご入り用の方はどうぞ。
窓口で盛岡、北上間の特定特急券と乗車券を購入。乗り換え時間を稼ぎます。
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山田線も宮古、盛岡を結ぶ路線ですが釜石線とうってかわって閑散路線です。この路線の浅岸、大志田も秘境駅でよく出てきます。この便は快速なので停車せず、というか普通列車もほとんど止まらないのです。もともと上米内、川内の間の普通列車設定が2本しかない上、大志田なんて1往復しか止まらない(それも夜)。ある意味岩泉線よりも列車到達難易度の高い駅です。この路線も行程作成時にかなり手間取った区間で、盛岡からの宮古行き始発が10時48分まで無いため、ロスがどうしても出てしまいます。その結果で今回のように盛岡、北上間を複乗する行程になっています。乗客は1ボックスに1人づつくらいで少ないというほどでもありませんが、便数の少ない中でこれだけの乗客ですのでかなり厳しいかもしれません。
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盛岡、北上間は新幹線で快適に移動します。今回2回目のワープです。一ノ関まで下り大船渡線にはいります。
さすがに振り切っただろうと思いきや・・・まだいました例の奴・・・。考えることは同じということか・・・(パターンが決まっているというのもあるが・・・)大船渡線の通称はドラゴンレールらしいのですが、まあ・・・路線図を見ればそんな感じもします。石巻線、山田線に比べ比較的平地が多くなだらかです。
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なんかどっかで見たものを流用したような・・・
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18きっぷの都合上この区間も盛での折り返し乗車になります。ちょうど大船渡と盛の間が市中心部のようでこのような残り方になったようです。その間には漁業基地らしく大規模な港が控えています。盛では1時間近く時間が空いたので駅近くのスーパー(JOIS)に寄ってみました。地元スーパーに行くと新たな発見があったり無かったり・・・。今回も見たことのないサイダーがあったので土産に購入してみました。「某葡萄園」製造なのにマスカットサイダー「無果汁」ってあたりが何ともいえません。
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かなり貨物の出入りがあります。これは岩手開発鉄道の貨物です
ちょうど下校時間に当たったようで、駅は高校生であふれていました。これを見ると三陸鉄道もかなりの乗車でした。大船渡線の折り返しもほとんど都市圏の通勤列車のような状態。
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気仙沼で下車、気仙沼線前谷地行きを待ちます。かなり時間が空いたので夕食と思い駅前を歩きますが、めぼしいのが見あたりません。気仙沼といえば寿司、ふかひれということで奮発して、寿司かふかひれラーメンでも狙っていたのですが、駅の売店で聞いてみるとどうやら中心部は駅からひと山越えた付近(徒歩30分くらい?)のところのようです。事前情報もなかったので、また近くのスーパーで夕食を漁ることにしましたが、時間も遅いこともあり売り切れが多く断念。
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モーカ星って知ってます?鮮魚売場にあったのですがモウカザメ(ネズミザメ)の心臓だそうです。もちろんひれはフカヒレに
気仙沼線で前谷地に。日も暮れており、ここからは消化乗車ですが、今日の消化乗車はなかなかハードです。前谷地で石巻線乗り換え、下りで乗り換えた小牛田で再び東北本線に戻りますが、岩切で再び下車。折り返し最終列車で利府に向かいます。利府は仙台車両基地の真横にあり、10時を回っていますが下りはかなりの通勤客で埋まっていました。こういった枝先勝かも今回の目的ですので・・・。折り返しで仙台に向かい本日の行程終了。宿は24時を廻ってはいると安くなる東横です(またかよ)。駅前をぶらぶらし24時まで待つ・・・。
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6日目
今日は最終日。仙台からでなくあおば通から出発です。どう見ても地下鉄の入り口です。あおば通駅は仙台駅と徒歩連絡しており、駅間距離0.5km、なんか地下鉄に乗ってるような気分でが、ちゃんと両方に停車します(当たり前か)。何でわざわざ駅を分けているのか・・・。仙石線で石巻に向かいます。松島海岸を通ります・・・通るだけです。石巻は石ノ森章太郎の出身地だそうで、これでもかというくらいに仮面ライダー、サイボーグ009のオブジェがあふれています。ここまで徹底されるとさわやかさまで感じます。
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「かわいた喉にドライブ・マリポーサ」ってなんだよおい・・・。
女川行きはある意味乗りドクなリクライニング仕様(古いけど)。折り返しで前谷地に向かい、南三陸2号に乗りかえます。意外なことに乗客のほとんどが乗り換えです。仙石線経由よりメジャーなルートなのでしょうか?かなりの混雑です。快速南三陸には指定席が連結されていますが、しきりに指定席満席とのアナウンスがされています。ちなみに指定席座席はさっきまで乗ってたものと一緒です。
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船、オブジェ?
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東北本線ノンストップですが、30分が長い・・・。飛ばすから振動激しいし、揺れるし・・・。デッキ部まであふれているので寄りかかるところも少ないんです。
仙台で若干時間が空きましたのでうろついてみると、立食い寿司を発見!おお!気仙沼名物、鯨寿司があるではないですか、入ってみましょう。この店は同じ駅ビル内に普通の店もあるようで、目の前で注文に応じて握ってもらえます。器は笹だし、立食いということが逆に違和感を感じてしまいます。そして冷蔵ケースの中にふかひれも発見!手軽に名物を堪能することが出来ました。(鯨1カン200円、フカヒレ1カン300円) 場所違いですが・・・。
牛タン弁当でも買おうかと思っていたんですが、鯨とフカヒレに満足したので今回はパス。
仙台から郡山行きに乗車。そろそろラストスパートです。このあたりはどのルートを選んでも、いまいち乗り継ぎが悪いですね。郡山で再び待ち合わせ発生です。乗換待ちの間に駅内をプラプラとしてみます。郡山は各線の集まるターミナル駅ということで、暇つぶし設備は充実しています。併設のショッピングモールをはじめ、待合室の「民話茶屋」と称したコーナーでは語り部の時間などイベントが催されています。ヨドバシも隣にあるので意外に便利。
ちなみに併設の駅前西口再開発ビル「Big−i」の中にある福島県立郡山萌世高等学校は珍しい商業ビル内にあるの高校です。
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自分は土産物コーナーの酒屋で有料試飲をします。500円で半合ずつ4種が楽しめます(昼間っから)。いろいろ持って帰れないときはこうゆうのもいいと思います。
ここからは水郡線で水戸へ。久慈川沿いを同じく郡山から出ている磐越東線と同じように山間を抜けます。乗車率は平均して3割程度。ハイキング需要があるのか、途中いきなり100%になったのはちょっとびっくり。(写真が少ないのはそのせいです・・・すいません)
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西金駅は砂利積み出し駅でホッパ車が並んでいます。
上菅谷接続で常陸太田へ。水戸、常陸太田間は一転し通勤路線の様相を示します。郡山方面からの乗り換えはあまり考慮されていないので、上菅谷では30分は確実に待ち合わせが発生しますので駅前探索でも。まっすぐ歩いていけばコンビニはあります。昔ながらの駅前商店街らしい道が続いています。
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常陸太田折り返しで上菅谷に戻ります。視界の端っこに日立電鉄の常北太田駅が見えますが・・・見なかったことで(笑
水戸で立食いうどんをかっ込み東京へ・・・ではなくもう一踏ん張りします。柏、新松戸と乗り継ぎ武蔵野線へ。泥のような頭で消化乗車していきます。武蔵五日市まで乗車し、南武線で川崎まで下り今回の旅は終了しました。


年なのかこの行程はさすがにきつくなってきました。といっても回を重ねるごとに、要領がわかってきたのかその分行程をきつくしているというのもあるんですが、今回の失敗は睡眠時間を削りすぎたことです。本当は最終日、川崎工業地帯の盲腸線を始末しようと思っていたんですが、爆睡してしまい目が覚めたのは10時。そのほかでも結構乗車中に眠気に襲われ複乗線区ではほとんど寝てました。乗り過ごしをやらなかったのは不幸中の幸いでしょう。というより、そうならないような体内時計を身につけてしまったようです。

なんとなく全線のり尽くしが見えてきたので計算してみました。
現在JR線走破率 75.89%
私鉄まで含めての走破ははなっからあきらめているので・・・。四国と東日本エリアが手薄ですね。

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