新型ゆふいんの森乗車記録今回も毒入り

03.8.9 初代ゆふいんの森 追加

最近ネタ不足ですから、なんでもネタにさせてもらいますよぉ!今年から帰省元が宮崎から鹿児島になりまし

て、帰省のルートの選択の幅が増えました。ということで第一回目は久大線経由です。

唐突なる計画

今回の帰省の計画は実は3日前・・・。オイオイ。まあそれまで何にも考えてなかったというほうが正確なんで

すがね。おもむろに時刻表を開く。定石ならば熊本から豊肥線経由が距離も短く、安いので選択されるのです

が、出水からではどうしても始発の「あそ1号」に間に合わず、さらに次初の「あそ3号」は午後です。仕方なく
   (水俣から有明10号に乗れば間に合うのですが・・・)
博多経由、または久留米から久大線経由となってしまいます。そしてその二つを比較すると、博多経由は10

分ほど早く着くが1000円ほど高くなります。まだ新型ソニック(885系)も乗っていないのでそちらにも惹か

れるのですが、今回は「ゆふいんの森」を使用することにしました。

実は無謀だった計画

よく考えたら出発3日前それも「ゆふいんの森(以下ゆふ森)」です・・・無理だろ・・・。一応PB予約をかけて

見ますが、3日の3号、5日の4号は満席です。そこで3日を1号、5日を6号にしてみますと運良く予約できま

した。しかしこれらは由布院発着ですので乗り継ぎが生じます・・・気にしないからいいんですけどね。
   (駅員さんいわく「よく取れたね・・・」)
しかし、駅に行ってみると5日の久留米、出水間の「つばめ25号」が満席です・・・。しまった、ゆふ森が取れた

から油断してたよ・・・。仕方なく自由席で発券してもらいます。

kp.jpg
今回利用しましたのは、JRグループの中でも1,2の割引率であろうJR九州の「ナイスゴーイングカード」です。 16歳から29歳まで会員になれば週末祝日に限り運賃、料金が4割引になるというものです。年会費が500円ですので一回で 元が取れます。またこの種の割引にしては珍しくグリーンも割引対象になります。九州に旅行でこられる方にもお勧めの割引です。 以下「NGC」と略します。 出発 ゆふいんの森1号に乗るためには始発の「つばめ2号」で出る必要があります。出水駅まで車で出発。出水駅 には結構広い無料駐車場があり便利です。現在出水駅の後方には九州新幹線の工事が進んでおります。 個人的には新幹線来て欲しくないです。なぜかといえば、新幹線が出来ると並行在来線が切り離されてしまい、通常第3セクター化によって新幹線よりも高い普通列車というばかげたものになってしまいます。基本的にJRはおいしいところだけしか持っていきませんからね。 そういえば出水駅は、特急を極力1番ホーム(改札口に一番近いところ)から発着するようにしています。その せいかその前後の西出水、米ノ津での運転停車が多発しております。特急の意義からすれば何か間違えてい るような気がしますが、確かに跨線橋をわたって隣のホームに行くのは、体の不自由な方には骨が折れること でしょうから、面白い試みかもしれません。ホームの端には「さわやかライナー」の用の485系が・・・。まだ鹿 児島本線にも485系いたんですね・・・。 485sa.jpg
485系、いわゆるハウステンボス色です。普段は「きりしま」で走っているものだと思います。 さすがGW後半初日。完全に満席です。こちらに来て実感したことは、鹿児島、福岡間の輸送量が距離の割に 多いということです。確かに出水からの場合、始発に乗れば福岡に10:15。しかも最終は博多発20:05(ドリー ムつばめを除く)福岡で一日過ごすにはちょうどいい時間です。とりあえず、朝早かったので寝る。おいおい・・・。 気がつくともう熊本。ここでかなり人が入れ替わりました。せっかくですからNGCの特典を利用してコーヒーを飲 みにビュッフェに。昼行特急に簡易ながらも食堂車がついてるのって九州くらいなもんですかねぇ。私は駅弁派 なのであまり買わないのですが、列車内で暖かい軽食が食べられるのは貴重かもしれません。 久留米乗換 久留米で久大線に乗換になります。ちなみに久留米の駅弁は結構当りが多いと思います。(値段比で) kuru.jpg
久留米駅「彩べんとう」(680円)です。値段の割に内容が豊富でお勧めです。(包装だけですいません) 数分のうちにキハ72系新型ゆふいんの森がやってきました。こちらもほぼ満席です。でもこの列車の座席は 2+2シートなのですが各シートが肘掛で分離されており隣の方をそこまで気にしなくていいつくりになっています。 出発後すぐに田主丸で運転停車です。 tanu.jpg
田主丸の駅舎です。河童の顔らしいです・・・。そういえば誰かここで降りていったような・・・(運転停車のはずなのに) この列車、さすが観光列車といっているだけあり、停車駅の観光案内や車窓の解説など色々なサービスを行って おります。また車内には鳥の鳴き声を流すなどこまやかな気遣いです。 とはいいましても私は観光に来たわけじゃないので、皆様とは別のものを撮影しております。 mori.jpg
旧豊後森機関区の扇状庫です。線路も撤去されており、保存状態は芳しくありませんが、九州でも数少なくなった貴重な一つです。 ついでにここでもう1枚。今は無き「ゆふいんの森2世」(現在特急シーボルトとして大村線に所属)の乗車記念証 です。当時、小倉発、日豊線、久大線、鹿児島線経由博多行きというすごい区間を走っていました。 y3.jpgy2.jpg そんなこんなしてるうちに、終点の由布院到着です。ここからは普通で賀来を目指します。 yufumori.jpg
由布院駅をバックに撮影してみました。これで晴れてたら最高の写真だったんだけどなぁ。 もう帰り・・・ だーかーらー、この間は何もありませんって。 とりあえず駅で指定の取れなかった「つばめ23号」のキャンセルが出てないか確認。 「本日満席です」 「・・・そうですか・・・。あ、ちなみにグリーン席空いてたりしませんか?」 「一席だけあいてます」 聞いてみるもんですねぇ。グリーンといっても座席指定料金が要らないので差額はコーヒー2杯分。でもグリーン 席サービスで1ドリンク出てきますので実質300円プラスで快適に過ごせます。考え方次第ですね。 大分から「ゆふ102号」由布院行きに乗車しますって客いないぞ。わずかばかり乗っていた人も、向之原でほと んど降りてしまいました。 kd.jpg
大分駅発車直後、久大線と日豊線の分岐点です。 しかし由布院に着いてみてびっくり。駅からはみ出るくらいまで並んでます。まあ、そんなに大きな駅じゃないん ですけどね。でも、ほとんどが指定席なんですから指定券を持ってる人は別に並んで待っとく必要はないと思う んですけどねぇ。待合室で列がすくまで待ってればいいと思うんですけど・・・。日本人ってこうなんですかねぇ。 しばらくし列車が到着。車内清掃後乗車します。帰りはほとんど案内も無く静かにすごせます。ちなみにシート の感触は少し固め。ただ座面が少し広めで全体的にフラットな作りといったところでしょうか。疲れにくいシートだ と思います。あとビュッフェでは地ビールがおいてあります。(缶ビールじゃないですよ)日によって種類が違う そうなので、何が出るかはお楽しみ。 再び久留米で乗換、出水を目指します。おお!久々にグリーン車だ。でも、個人的につばめ(787系)のグリーン 車あんまり好きじゃないんです。なぜかといえば、まず座面は広いが体にフィットしないシート。微調整が行えるの ですが、どうもうまく合わないです。次に世にも珍しい「クモロ」であること。つまりグリーン車のくせに動力車である のでやたらにやかましい。特に夜行のドリームで感じられます。あとグリーン車の欠点といえば駅で降りると、大抵 ホームの一番端っこに下ろされるから改札が遠い。ビュッフェが遠い・・・(これは何とでもなるんですけどね) 下りは事故った時に死ぬ(先頭車両だから・・・オイ)。 個人的にグリーン車は783系(ハイパーサルーン)がシートの具合が好きです。(前方展望も) まあ、実質プラス300円で確実に座れる保障がついたわけですから・・・。 今回最後の弁当・・・。 omuta.jpg
大牟田名物「たいらぎ寿し」(800円)・・・多分いわれないと、どれが「たいらぎ」なのかわからないはず・・・。 ねだんは・・・駅弁の標準かなぁ・・・。駅弁は基本的に税込みだから。 熊本でかなりの人が降りましたが、また大勢乗ってきました。それでも皆さん座れるくらいにはなっていました。 最後に今回見つけた中で一番妖しかったものを・・・。 sitake.jpg
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