9日目


今日はオホーツク1号で網走に向かい原生花園スタンディングトレインに乗車し小清水原生花園を見た後知床に

向かいます。特急オホーツクは基本的には北斗と同じ183系ですが、スラントノーズタイプとなっており。グリーン

車はノーマルデッカーです。しかし無理にグリーン車改造したためほころびが・・・。位置があっていないんですね。

色々と・・・そういえば昔、485系にちりんを半室グリーンに改造したとき、こんな状態になってたな・・・と思い出し

ながら。やたらに使いにくい足置は使わず寝ていました・・・。その他は基本的に183系北斗と同じです。



網走で駅弁を昼食にする・・・。見た目の通り少し味が濃いためご飯が追加でほしくなります。




知床斜里行きの原生花園スタンディングトレインは2両編成で後ろに展望車がついています、車両形式は確かに展

望車なのですが(写真参照 しかも定員0 いすがないからですね)どう見てもこれは貨車ですね。双眼鏡が設置さ

れてはいますが走行中は揺れが激しくて使えません。



途中北浜で停車時間が長く取られています。この時間に見物を、ということなのでしょうか?ここ北浜駅はオホーツ

ク海に一番近い駅ということで知られています。線路のすぐ横は砂浜です。駅舎には喫茶店も併設されています。

割と停車時間が長かったので無理をすればコーヒーを一杯、一気のみする位の時間はあったかも・・・。

kitahama.jpg
次の原生花園駅で下車します。この駅は季節営業駅ですので観光シーズンが終わると列車は通過します。と言っ ても、この周辺一帯見渡す限り人家は見えませんから、まったく問題ないのでしょう。 原生花園駅では口のうまい駅員につかまり色々と購入・・・。 知床斜里からウトロ迄バスで移動します。私は見れなかったのですが同伴者は熊を見たそうです。いわく道路脇を 歩いていたと・・・。さすが日本最後の秘境知床。熊に限りませんがこのあたりはたまにシカ、キタキツネなどの野生 動物にでくわすことがあります。まあ、一部にはおねだりキツネと呼ばれる人によってくる教育上よくないキツネもい (いわゆるおねだりキツネは人がやる餌のせいで、自活することができず、また冬毛に換毛できないため、 たとえ人が餌をやりつづけても生きていくことができない。) ますが・・・。この写真は斜里バスの「夜の大自然号」というツアーで撮影したものです。                             (デジカメで露光させるの大変だった・・・。) 左;側溝から頭を出したキタキツネ、右;エゾジカ 高速移動するキツネ??? 10日目 今日は知床五湖をまわり、知床観光船で知床岬を廻った後釧路に向かいます。 なんと知床五湖は熊出没中で二湖までしか廻れませんでした・・・。 熊出没注意・・・熊はいなかったけどシカはいました。 左;一湖、右;二湖 知床岬からは残念ながら国後はあまりよく見えませんでした。うっすらと島影らしきものは見えたのですが、それが 国後だったかどうかは今となってはわかりません。 今日の移動分からは18きっぷを使います。レール&レンタカーという手もあったのですが、特急を使いませんので 18きっぷのほうが安上がりなのです。手持ちの18きっぷがあった(三段峡に行った残り)というのも理由のひとつ ではあるんですがね。 11日目 今日は北海道の最東端を目指し納沙布岬へ向かいます。ちなみにレンタカーの車種はbB。サイズの割にパワーは 有りますがなんとなく運転はしづらかったです。(コラムATが初めてだというのも理由。) 釧路から根室に向かう途中厚岸駅を上のほうで見ていたらでこんなのを見つけました。 marimo.jpg
特急まりもが根室延長運転時、折り返しの普通は183系になるようです。これも乗り得列車ですね。 昨日、スーパー宗谷で一緒になった方が、まりもへの送り込みが普通列車で運用されていたと言っていたことを思い 出しました。 ちなみにそこでこんなものを見つけました。 しいたけアイス。。。蛎アイス。。。しいたけはなんとなく風味があったのですが、蛎の方はあまり味を感じませんでした。 あやめ原、霧多布湿原と周り、風連湖に向かいました。ついでに浜中ではムツゴロウの動物王国を見てきました。 ルートから離れているのでこういう時はカーナビが役立ちます・・・。行きはよかったのですが帰りはひどいルート を表示してくれました・・・いきなり砂利道・・・何とか抜けられましたけど。 北海道は自然観察センター(ネイチャーセンター等)が多く、NPO、公営を問わず、施設、職員ともに高いレベルで 充実しています。このルートでも3つ以上あり、それぞれ拠点に配置されています。また、観光客だけでなく地元の 子供達が多く利用していたことも単なる観光客目当ての箱モノ施設にとどまらず、地元の教育施設としても定着し ている状況も見られました。 今日最後の目的地 12日目 早朝、根室から釧路駅に戻り、釧路湿原ノロッコ号に乗車します。この列車は日本一遅い列車といわれており、時 期によって行先が変わりますが、塘路までを往復しています。今日は平日にもかかわらず車内は満員です。車内 は公園のベンチのような木製のいすがクロスシート状に並んでいます。 noroko.jpg
機関車はDD51ですが塘路からの折り返しは、推進運転で運行されます。 釧路湿原で下車しました(なおこの駅にはロッカーがありません)この日も相変わらず天気が芳しくなく、湿原展望 台からの風景も霧にかすんでいました。 釧路湿原駅という名前がついているため、最寄駅であるという誤解を与えます。確かに展望台へは最寄駅ですが、 釧路湿原という名称自体は、この地域一帯の湿地を示す総称です。実際湿地の中を散策するなら、塘路近辺の 方がよいと思われます。(自分も思いっきり間違えました・・・) 再び列車で摩周まで移動しレンタカーで摩周湖に向かいます・・・が、平地で霧がかかっていたくらいですから、予 想どおり霧で何も見えません、30m先でさえ怪しい状態です。さすが霧の摩周湖は伊達じゃありません。おとなしく あきらめましょう。釧路駅で入手しておいたほっかぶり寿司を昼食にします。 iwasi.jpg
酢でしめたいわしを寿司にし、その上から薄い酢漬けの大根をかぶせたもの。大根の歯ざわりがよく非常にお勧め。 摩周を離れるに従い霧はどんどん晴れていきます。振り返ってみると、摩周湖のある付近だけ山にリング状に雲が かかっています。 今度のレンタカーはプラッツでした、が山間部で1000クラスはさすがにきついものがありました。1500クラスにすれば よかったと少し後悔しながら山を上り降りします。北海道でレンタカーを借りる場合、その日行動する地形に合わせて クラス選択する方がベターだと思われます。(1000ccでも十分な場合もある) soko.jpg
摩周から阿寒に向かう途中にある双湖台からみた、パンケトーとペンケトー(湖の名前) 順調に進んだため、日が沈む前に阿寒に着くことができました。 13日目 今日はいよいよ最終日です。14時までに釧路空港に行けばいいので、朝、阿寒湖を見た後は戻る道すがら見てい くことにします。昨日とはうって変わって非常にいい天気です。湖上から見た阿寒岳も映えています。 akan.jpg
そういえばガイドブックにまりもソフトというものが出ていました。早速見つけて食します・・・何か普通のソフトクリー ムですね。ただし激甘の・・・ただ、底の方に緑色のグミが入っています。何味なのかは結局よくわかりませんでした。 阿寒湖を遊覧船で周ったあと、釧路空港に向かうため出発します。今日の道のりは昨日とうって変わって平坦で順 調に進むことができます。 少し時間が早かったので環境庁の釧路湿原野生動物保護センターに立ち寄り、オオワシの幼鳥を観察しました。 そして無事北海道を出発することができました。 さすがに今回は長丁場でした。これでもまわり残したところが山のようにあるというのが北海道のすごいところです。 今回はある意味からにマニアックツアーになりましたが機会があればまたマニアックツアーを・・・。 mainに戻る 鉄道関係に戻る